2023/01/21 10:01

土日の朝はよくカメラを持って散歩していました。

いつも、カメラとフィルム1巻、
数百円入った小銭入れとスマホだけ持って
外に出ます。

だいたい1時間くらい撮影して
途中コンビニでホットコーヒー買って、
コーヒーを飲み終えたら家に戻る感じです。

歩いてると、よく猫に出会します。

彼らは非常に良いタイミングで現れて、
ちょうど良い間まで近寄ってきた後に、
良い余韻を残すようなタイミングで
サッと去っていきます。

いつも完璧だなぁと思いながら
彼らが現れてから去るまでの時間を
毎回楽しんでいました。

この瞬間を撮るのに、
どのカメラが良いか、
レンズの画角はいくつが良いか
色々試しました。

ライカに35ミリで瞬間的に撮る、
ペンタックスSPに55ミリで撮る、
二眼レフカメラで真四角に撮るなどなど。

後日、ネガをスキャンして、
画像を確認してびっくりしました。

彼らは画面の中の非常に良い位置に
きっちり収まっているんです。

そういう風に私が撮ったといえば
それまでなのですが、
無意識に撮影している部分もあるので
そう考えると、
猫は「時間どころか空間も支配している」
となります。

猫、スゲー。
です。

ちょうど良いタイミングでやってきて、
パッと存在感を見せつけて、
良い余韻を残してサッと去る。

これを目指したいです。

(画像の猫は、民家の軒先から現れて、
スマートに去っていきました。)